2011.11.02 日本道路会議「スマートフォンを活用した路面段差観測手法と東北地方太平洋沖地震後の路面段差分布の調査結果」

2011.11.02 日本道路会議
スマートフォンを活用した路面段差観測手法と東北地方太平洋沖地震後の路面段差分布の調査結果

地震災害時に路面段差など道路状況を即座に把握、共有することは迅速な復旧復興活動にとって重要である。これまで人手や手間のかかる目視確認、あるいはプロフィルメータなど特別な機器を用いて行われてきた。本稿では、従来手法よりも手軽でかつ定量的な観測手法として、スマートフォンを自動車のダッシュボード上に置き通常通り走行するだけで路面段差が観測できる手法を提案する。さらに2011/3/11に発生した東北地方太平洋沖地震後の路面段差の分布状況の調査を本手法により実施したので、その結果もあわせて報告する。

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