6/24 世界最先端IT国家創造宣言が改定されました

6/24に「世界最先端IT国家創造宣言」の改定が閣議決定されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/decision.html
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20140624/siryou1.pdf

16ページに「② IT 利活用による世界一安全で経済的な社会インフラの実現」が謳われています。

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② IT 利活用による世界一安全で経済的な社会インフラの実現
社会インフラの管理者は、社会インフラの維持管理に必要な各施設の現況や情報
化施工によって得られるデータ等を活用し、異常の早期発見、早期対応により事故
を未然に防ぐとともに、早期に損傷を発見し、大規模な修繕に至る前に対策を実施
する予防保全を推進することにより、社会インフラを安全に、より長く利用できる
ことにつなげ、国土強靭化や、維持管理・更新に係るトータルライフサイクルコス
トの縮減を図る。
このため、社会インフラの管理者は、社会インフラの維持管理・更新に必要なデ
ータを体系的に把握し、蓄積するため、2013 年度から各施設の現況等のデータのデ
ータベース化を推進する。また、当該データを統一的に扱うプラットフォームを構
築し、2014 年度から一部の運用を開始し、2015 年度以降、機能強化を図りつつ、本
格運用へ移行する。あわせて、各施設の管理者間での活用や国民への「見える化」
も推進する。
また、劣化・損傷個所の早期発見、維持管理業務の効率化につながるセンサー、
ロボット、非破壊検査、超低消費電力通信等の技術の研究開発・導入を推進する。
研究開発に当たっては、開発された技術が現場での導入につながるよう、ニーズや
信頼性、経済性に十分配慮するなど、将来的な普及促進を見据えた研究開発を行う。
さらに、センサー、ロボット、非破壊検査等の技術と大規模データ解析技術とを
組み合わせることにより、世界最先端の高精度分析手法の確立に向け、2020 年度ま
でに、産官学が連携して、社会インフラの劣化状況等の把握に関する低廉かつ現場
に即した技術の現場への導入を図る。
これらの取組により、社会インフラの維持管理に関わる新産業の創出等につなが
るとともに、2020 年度までに国内の重要インフラ・老朽化インフラの20%について
センサー等の活用による点検・補修を行うとともに、世界共通の課題となりうる社
会インフラの老朽化対策について、我が国がフロントランナーとなれるよう、課題
解決の成功モデルを構築し、国際展開を図る。
【KPI】
・社会インフラの事故発生件数
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当社もこれに貢献できるよう邁進していきます。