2017.7.12〜13 に開催された鉄道工学シンポジウムで「スマートフォン内蔵加速度センサによる鉄道軌道の日常点検に向けた一試行」の発表を行いました。

アブストラクト
2016年に国土交通省がインフラメンテナンス国民会議を立ち上げるなど,インフラメンテナンスに対する機運が盛り上がっている.メンテナンスサイクルは,点検・診断・措置・記録の繰り返しであり,点検はこの基礎となる.機械的・定量的な点検は精度が高いが費用も高く,人的・定性的な点検は安価だが手間がかかるため,いずれも点検頻度は低い.JR東日本では運行中の車両下部に光学センサを取り付けて日常的に点検を行い,より効率的・合理的なメンテナンスを始めている.道路では自動車にスマートフォンを取り付け,内蔵の加速度センサで走行中の車両の振動を計測することで舗装評価をする技術が開発されている.今回この技術を応用し,鉄道軌道の上下のうねり,左右のうねりを評価する手法を試行した.この結果について報告する.

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